保険の見直しはいつ?ライフイベントと更新のタイミング
- 編集責任者:
- 川島鉄平
- 公開日:
- 2026年10月26日
- 更新日:
- 2026年10月26日
一般的な説明です。個別の判断は代理店にご相談ください。制度の内容は2026年10月25日時点のものです。
保険の内容を確かめる時期は、主に3つです。結婚・出産・住宅の購入・転職など家族や暮らしが変わったとき、更新や満期の案内が届いたとき、公的な保障の制度が変わったときです。確かめたうえで、今の保険をどうするかは、代理店に相談できます。
1. 家族や暮らしが変わったとき(できごと別の確認表)
| できごと | 保険の書類で確かめること | くわしいページ |
|---|---|---|
| 結婚 | 死亡保険金の受取人、契約者・被保険者の名前と住所、指定代理請求人 | 結婚したら確かめる保険と手続き |
| 子どもが生まれた | 死亡保険金の受取人、保障がいつまで続くか、公的な給付と遺族年金 | 子どもが生まれたら確かめるお金と保障のチェックリスト |
| 住宅ローンを組んだ | 団信の種類と保障の期間、火災保険と地震保険 | 住宅ローンを組んだら確かめる保険 |
| 転職・独立 | 勤め先を通じて入っている保険が、やめたあとどうなるか。健康保険と年金の種類 | 転職・独立したら確かめる保険 |
| 子どもが独立した | 保障がいつまで続くか、それぞれ何に充てるつもりのお金か | 保険証券の見方 |
指定代理請求人は、被保険者本人が受け取る保険金を、本人が請求できない事情があるときに、本人の代わりに請求できる人です。あらかじめ指定しておきます。基本的に、請求するときに被保険者と同居しているか生計を一つにしている、戸籍上の配偶者か三親等内の親族を指定できるとされています[1]。
受取人などを変えたいときの手続きは、契約者・被保険者・受取人の違いと、変えたいときの手続きで説明します。
2. 更新や満期の案内が届いたとき
自動車保険の相談事例では、満期の通知は法令で義務づけられたものではなく、満期は保険会社まかせにせず、契約者自身で管理することが大切だと案内されています[1]。ほかの保険でも、満期と更新の時期を自分で書き出しておくと確かめやすくなります。
更新の案内では、更新後の保険料、保障の内容、手続きの期限を確かめます。
損害保険では、同じ対象に同じ種類の補償がいくつもある状態を「補償重複」といいます。保険会社や代理店などは、新しい契約や更新のときに、補償が重なる保険にすでに入っていないかを確かめ、入っている場合は保険料と保険金の関係を説明して、意向を確かめることとされています[2]。
保険証券のどこを見るかは保険証券の見方、特約のしくみは特約とはで説明しています。
3. 公的な保障の制度が変わったとき
公的な保障の制度が変わったときは、今の保険の内容とあわせて確かめておくと、相談で話しやすくなります。2026年10月25日の時点で決まっている主な見直しは次のとおりです。
- 高額療養費制度:2026年8月から、月ごとの自己負担の上限額が見直され、年単位の上限額(年間上限。8月から翌年7月までの1年)が新たに設けられました。2027年8月からは、所得区分を細かく分ける予定です[3]。くわしくは高額療養費制度:医療費の自己負担はいくらまでで説明します。
- 遺族厚生年金:2028年4月に見直しが施行される予定です。18歳年度末(18歳になった年度の3月31日)[4]までのこどもがいない配偶者は、年齢などの条件によって、原則5年間の有期給付の対象になります。こどもがいる場合は、こどもが18歳年度末になるまでは今の制度と同じです。対象になる人の条件は厚生労働省のページで確かめてください[5]。くわしくは遺族年金とは:遺族基礎年金と遺族厚生年金で説明します。
自分の年金の記録は、毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」で確かめられます[6]。
4. 長く入っている保険と、契約をやめて新しく入るとき
契約した時期が古い保険では、その後に広まった新しい治療の方法が、保障の対象になっていないこともあるとされています。対象になるかどうかわからないときは、保険会社に確かめるよう案内されています[1]。
今の契約をやめて新しい契約に入る場合(監督指針では「乗換」や「転換」と呼びます)、保険会社には、それが不利益になる可能性があることを、書面に加えて口頭でも説明する体制が求められています。代理店などは、不利益になる事実として、解約のときに差し引かれるお金を負担する場合があることや、契約を一定の期間続けることを条件にもらえる配当を受け取る権利をなくす場合があること、健康状態などによっては新しい契約に入れない場合があることなどを伝え、本人がわかったことを確かめることとされています[2]。
5. 相談するときに持っていくもの
- 入っている保険の保険証券と、更新や満期の案内
- 勤め先を通じて入っている保険の案内
- 夫婦それぞれのねんきん定期便
- このページのチェックリスト
今の保険をどうするかは、家族の状況や公的な保障で変わります。代理店で相談できます。準備のしかたは保険相談の前に準備することにまとめています。当サイトは保険の募集を行いません。相談の申込みの受付を始めたあとは、紹介した代理店から紹介料を受け取ります(収益のしくみ)。
このページは一般的な説明です。個別の判断は代理店にご相談ください。制度の内容は2026年10月25日時点のものです。
出典
出典のリンクは参考のために載せています。当サイトは、リンク先の機関とは関係ありません。
- [1]金融庁 金融サービス利用者相談室「保険商品等に関する利用者からの相談事例等と相談室からのアドバイス等」1.保険内容の顧客説明(約款・満期通知)、4.保険金の支払い(指定代理請求制度)(確認日 2026-10-25)
https://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/advice02.html - [2]金融庁「保険会社向けの総合的な監督指針」II-4-2-2(2)(情報提供義務)、(5)(顧客の意向に基づかない補償重複に係る対応)、(7)(法第300条第1項第4号関係)(確認日 2026-10-25)
https://www.fsa.go.jp/common/law/guide/ins/02d.html - [3]厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」(ページの更新日 2026-07-31、確認日 2026-10-25)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html - [4]日本年金機構「遺族基礎年金(受給要件・対象者・年金額)」(ページの更新日 2026-06-22、確認日 2026-10-25)
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/seido/izokunenkin/jukyu-yoken/20150401-04.html - [5]厚生労働省「遺族年金の見直し」(ページの更新日 2025-06-30、確認日 2026-10-25)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000147284_00020.html - [6]日本年金機構「大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています」(ページの更新日 2026-04-01、確認日 2026-10-25)
https://www.nenkin.go.jp/service/nenkinkiroku/torikumi/teikibin/20150331-05.html
改訂履歴
- 2026年10月26日:公開
この記事の作り方:構成と下書きを Claude が作り、事実と決まりは編集責任者が公式ページで確かめる(編集方針とAIの使い方)